研修レベル・ラダー1
研修レベル・ラダー1 嚥下・口腔ケア・ケーススタディ・臨床倫理
外来 K
看護倫理と医療倫理
看護倫理は人間の行為について、「善いこと悪いこと」や「正しいこと正しくないこと」を思慮深く考えることを重んじる事が必要である。
「みんなで考える」ということが大切で、結果を求めるものではない。
医療方針を、家族と医療者で決めてしまいがちではあるが、患者さんの権利には、尊厳を保つ権利、平等な医療を受ける権利、知る権利や自己決定があるので、患者さんを置き去りにしないよう気を付けなければならない。
また「これでいいのか。」と考えることから倫理的配慮は始まっている。
なぜ、倫理カンファレンスが必要なのかと思っていたが、看護部長の話を聞き、立ち止まって考え、皆の色々な意見を聞くことで、患者の置かれている立場などを思い、最善の方法を考えることが、今後につながるのだと判った。
今後は、私達の関わりが患者さんや家族にとって本当に幸せなのか、常に問い掛けるようにしようと思った。
医療倫理の基本原則は、患者の利益、自律や自己決定を最優先に、社会的正義を貫くことである。
看護部長の方針は、患者さんや家族のために自分ができる事をしなければならないことを、考え行動することを気付かされた。
嚥下、口腔ケア
患者さんがどの状態で食べられないのか、どこに問題があるのかを考え分析することが必要である。
嚥下障害によって高齢者は免疫力・抵抗力が低下していることもあり、誤嚥性肺炎になりやすい。口腔ケアすることで、誤嚥性肺炎を予防することができる。
外来では、VEを行っているので、VE介助についた時に嚥下のメカニズムをしっかり頭に入れて介助できるようにしたいと思った。