2020年度第1回 看護助手会 研修

医療制度の概要、病院機能と組織、看護助手の役割

サポートスタッフ Nさん

当院も含め医療現場では人員の確保が急務です。

免許や資格が必要な、医師や看護師の人材確保はなかなか難しい為、サポートやヘルパーなど、看護補助者を適切に配置することで、人員確保の問題をある程度解決できます。

また医師や看護師の過重労働を解消できます。

看護補助者は、業務を遂行していくため適切な業務範囲の設定が大切で、また、その看護補助者のレベルの向上が求められます。

特に看護師との業務範囲をすみわけし、療養の部分においては専門的な技能と知識をより効果的に育成する必要があります。

また、部署や立場などでできた軋轢を解消していくことが必要です。

対人ではなく、対物ごとで捉えられるよう、何が正しいのか悪いのかという考えが先行する環境を整えることが必要です。

コンフリクトマネジメントとは、意見や考えが衝突、葛藤、対立したときにメンバーが話し合うことです。

組織の問題を共有し、より良い対応策が実行でき、対立を乗り越えたときに、より人間関係を深めることができる組織改革の原動力になります。

今日の学びを、ひとつ、ふたつと役割を果たせるようチームのひとりとして努力し、行動して行きたいと思います。

 

3階病棟 Hさん

2025年問題は以前から知っていましたが、2025年までもう少しなんだと、今回の研修で改めて思いました。

看護補助者として自律した専門家になり、看護師との連携もこれまで以上に係わっていかないといけない意識が出来ました。また介護過程、記録、申し送り、カンファレンスの参加を振り返って評価することはとても大事だと認識しました。

教育でも、マニュアル、指示があれば新人でも仕事が出来る環境作り。

知識・技能を高める為、意識してみんなが声に出し、自信を持って出来る環境作り。

人間の重要性、仕事に対する姿勢をもう一度振り返ってみたいと思います。

看護補助者業務で、一包薬になっている薬を服用、傷に軟膏を塗布していいと聞き驚きました。

大変勉強になりました。

今一度仕事を振り返り、意識を高め業務していきたいと心に深く思います。

 

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